研究調査活動
活動中の専門委員会
ポストコロナ・DX 時代の都市鉄道の「あるべき姿」調査専門委員会
昨今のICT 発展に伴い,列車運行の分野においても,無線通信技術を利用した列車制御,コンピュータを活用した輸送計画作成,IC カードによる利用者動向把握など,個別技術の議論は盛んに進められている。それらの個別技術を,利用者に対するサービス水準向上いう観点から俯瞰し,系統立てて整理するとともに,日本の鉄道の「強み」が発揮できる「都市圏」輸送について,その利用者・列車運行の現状把握,ありたい姿の構築及びその実現に関する事項を調査する。
調査期間:2025年6月〜2027年5月(2年間)
委員長:本多 聡志(JR東日本情報システム)
設置趣意書
海外における鉄道信号システムの研究開発に関する調査専門委員会
ヨーロッパにおける鉄道信号システムの研究開発は,予算規模や課題の種類の多さにおいても,日本における鉄道信号システムの研究開発と大きな差がある。こうした状況の中,今後とも日本の鉄道信号システムの優位さを維持・向上させるための戦略的な課題設定を行うべく,海外,特にヨーロッパにおける鉄道信号システムの研究開発の実情について調査を行う。
調査期間:2024年7月〜2026年6月(2年間)
委員長:水間 毅(京三製作所)
設置趣意書
新幹線ATC装置に対する異周波妨害対策技術の系譜に関する協同研究委員会
東海道新幹線以来,東北新幹線および北陸新幹線での異周波対策について実施された調査研究内容について,その技術的研究内容および成果について整理する。特に,検討範囲が広く対策に困難性が高かった信号分野の自動列車制御(ATC)装置に対する妨害対策の技術的系譜を中心として研究対象とするが,異周波き電による技術課題は,き電,車両および信号の各分野を含む電気鉄道分野における横断的課題であるため,関連する周辺技術を含めて広い範囲を研究対象とする。
調査期間:2024年4月〜2026年3月(2年間)
委員長:奥谷 民雄(鉄道信号技術研究所)
設置趣意書
技術報告
これまでに発行された全ての技術報告は電気学会電子図書館からご購入いただけます。電気学会会員の方は,会員価格でお求めいただけます。