海外における鉄道信号システムの研究開発に関する調査専門委員会
調査期間:2024年7月〜2026年6月(2年間)
委員長:水間 毅((株)京三製作所)
目的
ヨーロッパにおける鉄道信号システムの研究開発は,予算規模や課題の種類の多さにおいても,日本における鉄道信号システムの研究開発と大きな差がある。こうした状況の中,今後とも日本の鉄道信号システムの優位さを維持・向上させるための戦略的な課題設定を行うべく,海外,特にヨーロッパにおける鉄道信号システムの研究開発の実情について調査を行う。
調査検討事項
海外,特にヨーロッパにおける研究開発の実情について調査する。
- EU の Shift2Rail,Europe’s Rail 研究プロジェクトの詳細
- UNIFE における開発プロジェクトの詳細
- EULYNX,OCORA,SIL 4 Data center の詳細
- ERA における ETCS,CSM-RA などの安全マネジメントの詳細
予想される効果
海外において研究開発されている課題の詳細について把握することによって,今後の鉄道信号システムに有効な戦略的な課題の研究開発を効果的に進めることが可能になる。