茨城支所の紹介

 茨城支所は、太平洋戦争のさなか、昭和19年7月7日に、東京支部の支所として開設されました。 その時に一緒に開設された北海道支部の樺太支所が戦後なくなりましたから、茨城支所は電気 学会で、一番古い支所であります(*)。
 その後、東京支部には、新潟支所が昭和55年に活動を開始するとともに、平成5年に神奈川、千葉、埼玉、栃木、群馬、山梨、沼津の各支所が開設されました。現在、これらの8支所と連携して東京支部の地域活動を担っております。
 茨城支所には、多数の会員が所属しており、各方面で活躍しております。 活動としては、開所以来の恒例行事である年1~2回の講演会、見学会を催しており、好評をはくしております。 1993年から、秋に若手研究者、技術者のための研究発表会を開催しております。 1996年の第4 回発表会からは、ポスターセッションが導入され、対話形式の討論がなされ、口頭発表では得られない効果があり、好評をはくしております。 1995年8月に電気学会産業応用部門全国大会が日立市で実施されましたが、その時は支所を挙げて支援しました。 また、1996年には、初めての試みとして小中学生のための電気教室を開き、多数の児童、生徒さんが参加されました。2004年からは、青少年のための科学の祭典・日立大 会に出展参加し、電気学会の存在を市民の皆さんにアピールしております。
 茨城支所では、これらの諸行事に会員以外の方々にもお気軽に参加して頂くことを希望しております。

(*)電気学会誌 65巻(1944)7月号、 9~12月号の会告、115巻(1996)6号の支部のページをお読みになると開所当時の模様の一端に触れることができます。