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鉄道の空転・粘着制御技術の体系化調査専門委員会

    調査期間:2020年6月〜2022年5月(2年間)
    委員長:牧島 信吾(東洋電機製造)


目的

  鉄車輪とレールの間の粘着により加減速する粘着式鉄道における空転・粘着制御技術を振り返り体系化を行い,今後の空転・粘着制御の指針とするとともに,空転・粘着制御の性能評価手法についても確立する。


調査検討事項

(1) 空転・粘着制御手法の分類体系化(再粘着制御,空転予防制御,空転維持制御)
(2) 空転検知方法の体系化
(3) トルク制御手法の体系化
(4) 空転・粘着制御評価方法の確立


予想される効果


(1) 空転・粘着制御が体系化されることにより,異なる空転・粘着制御の技術的比較が容易になり,今後の行く末を見通すことが可能になる。
(2) 鉄道事業者において空転・粘着制御の選定が容易になるとともに,制御の評価手法が確立することにより適切な評価が可能になる。