SEADについて

・SEADの開催目的

 機械と電気を有機的に結合し,ダイナミックな系を構成することによって高い機能を有するシステムが実現できることは周知のとおりである。このような技術体系をさらに発展させるためには,機械,電気,原子力,材料,化学,生物,制御などの多岐にわたる学問の共創が不可欠である。このため本シンポジウムは,「電磁力」と「ダイナミクス」に関連する異分野,異業種の研究者が一堂に会し,情報交換と討論を行うことによってこの分野の研究を総合的に発展させる場を作ることを目的とするものである。

・SEAD開催の経緯

 本シンポジウムは,これらの研究者が情報交換と討論を行う場として,日本機械学会,電気学会,日本AEM学会によって,それらの学会の特徴を生かしながら催されるシンポジウムである。日本機械学会の主催で第1回シンポジウムが裏磐梯国民休暇村にて開催されて以降,電気学会と日本機械学会とが交互に主催してきた。第11回からは日本AEM学会が加わって輪番による担当で開催されている。

開催回

開催日時

開催場所

主催学会

第1回

1989年6月26-28日

裏磐梯国民休暇村

日本機械学会

第2回

1990年6月13-15日

名古屋市工業研究所

電気学会

第3回

1991年6月12-14日

桐生市地域地場産業振興センター

日本機械学会

第4回

1992年6月10-12日

石川県立社会教育センター

電気学会

第5回

1993年6月9-11日

日立シビックセンター

日本機械学会

第6回

1994年7月13-15日

秋田市文化会館

日本機械学会

第7回

1995年5月29-31日

ルネッサンス長崎・伊王島

電気学会

第8回

1996年5月29-31日

北とぴあ

日本機械学会

第9回

1997年6月24-26日

北海道大学学術交流会館

電気学会

第10回

1998年6月23-25日

宮城勤労総合福祉センター

日本機械学会

第11回

1999年10月13-15日

横浜シンポジア

日本AEM学会

第12回

2000年6月29-7月1日

メルパルク沖縄

電気学会

第13回

2001年6月21-23日

幕張メッセ交際会議場

日本機械学会

第14回

2002年5月22-24日

岡山大学

日本AEM学会

第15回

2003年5月28-30日

金沢市観光会館

電気学会

第16回

2004年6月9-11日

北九州国際会議場

日本機械学会

第17回

2005年6月22-24日

高知市文化プラザかるぽーと

日本AEM学会

第18回

2006年5月18-19日

神戸国際会館

電気学会

第19回

2007年5月16-18日

早稲田大学国際会議場

日本機械学会

第20回

2008年5月21-23日

別府国際コンベンションセンター

日本AEM学会

第21回

2009年5月20-22日

メルパルク長野

電気学会

第22回

2010年5月19-21日

門司港ホテル

日本機械学会

第23回

2011年5月18-20日

愛知県産業労働センター

日本AEM学会

第24回

2012年5月16-18日

富山国際会議場

電気学会

第25回

2013年5月15-17日

箱根ホテル小涌園

日本機械学会

第26回

2014年5月21-23日

アイーナ岩手県民情報交流センター

日本AEM学会

第27回

2015年5月14-15日

ハウステンボス

電気学会

第28回

2016年5月18-20日

慶應義塾大学日吉キャンパス協生館

日本機械学会

第29回

2017年5月18-19日

倉敷アイビースクエア

日本AEM学会

第30回

2018年5月23-25日

長野市生涯学習センター

電気学会

第31回

2019年5月22-24日

東工大すずかけ台キャンパス

日本機械学会

第32回

2020年5月20-22日

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により講演会中止

日本AEM学会

第33回

2021年5月19-21日

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によりオンライン開催

電気学会

第34回

2022年5月11-13日

仙台市宮城野区文化センター

日本機械学会

第35回

2023年6月12-14日

広島国際会議場

日本AEM学会

募集分野

1. 電磁力関連の材料
  1-1 機能性材料・電磁材料
  1-2 磁性流体,液晶・電気粘性流体
2. アクチュエータ
  2-1 電磁アクチュエータ
  2-2 圧電・静電アクチュエータ
  2-3 超磁歪アクチュエータ
  2-4 マイクロ・ナノメカニズム
  2-5 多自由度モータ・新アクチュエータ
3. 電磁力関連応用技術
  3-1 磁気浮上技術
  3-2 リニアドライブ技術
  3-3 磁気軸受・ベアリングレスモータなどとその関連技術
  3-4 回転機技術
  3-5 バイオメカニクス
  3-6 静電力・プラズマ応用
  3-7 超電導応用・極低温機器および関連技術
  3-8 電磁誘導技術とその応用
4. 電磁力関連の力学と機能性の制御
  4-1 振動と制御
  4-2 材料の電気機械特性と応用
5. 計測とセンシング・信号処理
  5-1 電磁非破壊評価
  5-2 センサ・計測技術・信号処理・分析
6. 電磁界解析
7. ロボット・医療福祉応用

 
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