技術委員会について
1986年7月に設置された生産設備管理技術委員会は,2014年4月にスマートファシリティ技術委員会として新たなスタートを切りました。
概要
スマートファシリティ技術委員会は,電気学会産業応用部門に設置されている技術委員会です。前身の生産設備管理技術委員会は,建築設備の監視制御や安心安全を主な調査研究対象として活動してきました。スマートファシリティ技術委員会では,従来の研究調査対象に加えて,現状の社会ニーズを取り込み,注目の高まっているスマートシティ・コミュニティの実現に貢献すべく,電力需要家サイドからみた社会インフラのあり方,設備制御などに関する調査研究に注力しております。本技術委員会は,複数の調査専門委員会を有しており,今後はスマートな社会システムの構築に向け,電力,交通,水などの複数の社会システムの連携,最適化を図るべく,システム間の連携制御(システム運用,ネットワーク,セキュリティなど)に関し,活動を広げていきます。このため,本調査研究対象にご興味を持たれる多くの方にご参加頂き,活動を活性化させたく考えております。研究成果は,国際標準化に向けた発信を行うべく,電気学会全国大会や産業応用部門大会,研究会などを通じ,社会へ還元していきます。
技術分野
建築施設・設備(電力,エネルギー,空調,照明,情報通信など)及びそれらの連携・融合を対象とした
- スマート化(高度化)技術
- エネルギーマネジメント技術
- ファシリティマネジメント技術(劣化・寿命診断を含む)
- 受配電技術(自家用発電設備を含む)
- 自動化・最適制御技術
- 監視・制御及び通信・ネットワーク技術
- 情報処理技術
- セキュリティ技術
- 安心・安全及び高信頼化技術(レジリエント化を含む)
- リスクマネジメント技術
- 環境負荷低減技術
- サービス提供技術
- 標準化技術
- コミッショニング技術