活動期間: 2012年1月-2014年12月(3年間)
委 員 長 : 堀岡 ー彦 (東京工業大学)
活動方針:
核融合プラズマや大出力マイクロ波の発生などの領域に応用が限られていた大電力電磁パルス発生技術が,物質の高温・高密度(高エネルギー密度)状態を生成する手段として再び注目されている。また,電力パルスを発生する技術そのものの開発が進展し,低コストで制御された電力パワーを物質に注入する手段として基礎科学や極限状態を利用した新物質創成などへの応用が期待されている。本調査委員会は,GWレベル以上の大電力パルスを発生する技術の現状を調査し,将来を展望することを目的とする。
調査検討事項
・大電力電磁パルス発生装置を用いた核融合研究の現状と展望
・原子力安全技術への応用可能性(衝撃破壊強度)
・基礎科学への応用の現状(新型誘導加速器の開発,天体プラズマ,プラズマ衝撃波,惑星科学,高密度プラズマ科学)
・産業応用可能性(短波長光源,パルスMHD発電,高速流体制御,非平衡化学反応場,イオン源,イオンビーム)
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