研究調査活動
第2期の活動概要
電力自由化の進展,再生可能エネルギーの大量導入,電力系統の広域運用,地球温暖化防止,電気自動車,自動運転,電力貯蔵,IoT,Society5.0など,電気システムを取り巻く環境はめまぐるしく変貌しています。また2018年9月6日には北海道胆振東部地震が発生し,わが国で初めての北海道の全域停電を経験しました。このような情勢の中で,安全・安心なスマート社会を実現するための電気システムのあり方について,電気学会の5部門が横断的に検討し,広く情報発信を継続していくことは,これまで以上に大変重要な取り組みであるといえます。このため,第2期の活動として新たに3つのテーマを決定し,第1期に比べより部門横断的な体制で検討を行いました。
活動中の専門委員会
自律走行システムにおける電磁的セキュリティ特別調査専門委員会
調査期間:2018年12月1日〜2021年11月30日(3年)
委員長:瀬戸 信二(日本オートマテイックコントロール(株))
防災・減災のための電気エネルギーセキュリティ特別調査専門委員会
調査期間:2019年7月1日〜2021年9月30日(2年3ヵ月)
委員長:横山 明彦(東京大学)
IoT普及・拡大に向けたシステムセキュリティ特別調査専門委員会
調査期間:2019年10月1日〜2022年3月31日(2年6ヵ月)
委員長:芹澤 善積