電力、エネルギー、材料、情報システム、産業応用等幅広い分野における先端技術に関して、山梨支所および静岡東部支所の合同研究発表会を実施します。奮ってご応募ください。電気学会非会員の方の申し込みも可能です。
2025年11月18日(火) 13:00開始
山梨大学 甲府キャンパス(〒400-8511 甲府市武田4-3-11)
場所を変更しておりますのでご注意ください。
甲府駅北口から徒歩約20分、または路線バス約5分
バスご利用の方は、甲府駅北口2番のりば【10・11・12】系統のいずれかにご乗車ください。
00分・30分の発車です。山梨大学までの乗車料金は190円です。
申し訳ありませんが、Web開催は行いません。現地開催のみとさせていただきます。
| 時刻 | プログラム | 会場 |
|---|---|---|
| 13:00~16:00 | 研究発表会 | 情報メディア館5F多目的ホール |
| 13:00~13:05 | 山梨支所長挨拶 | (東キャンパス) |
| 13:05~14:55 | 一般講演 | |
| 15:10~15:55 | 招待講演 | |
| 15:55~16:00 | 総評(静岡東部支所長) | |
| 16:20~18:20 | 懇親会 | 大学会館ラウンジ(西キャンパス) |
静岡からお越しの方は、列車時刻にご注意ください。
(バス:山梨大学18:02発、特急ふじかわ最終:甲府駅18:36発)
こちらからダウンロードいただけます。パスワードはご連絡した案内に記載しております。
光学材料と量子関連光学デバイス
牧尾 諭 様(株式会社オキサイド 量子センター センター長)
発表時間15分、質疑応答5分です。
負性容量を用いた寄生容量の打ち消しによる低消費電力・広帯域生体信号増幅回路
石上 拓也*,小川 覚美,藤田 誉大,佐藤 隆英(山梨大学)
本研究では、生体信号取得に適した低消費電力・低雑音増幅回路の構成について論じている。電池の長寿命化のためには低消費電流化が不可欠であるが、同時に増幅回路の遮断周波数が低下し、チョッパ回路によるフリッカ雑音の低減が困難となる。この課題を解決するために、負荷および寄生容量を打ち消すことで、消費電流の増加を抑えつつ遮断周波数を向上させる回路構成を提案している。提案回路は消費電力612 nWで動作し、遮断周波数12 kHzを実現している。
空調機低負荷運転モードにおける雑音端子電圧への影響分析
池野 晃太郎*,石田 圭一,石ヶ谷 章弘(日本キヤリア株式会社)
空調機の低負荷時の雑音端子電圧のノイズレベルの悪化現象について、実機評価とシミュレーションにより検証を行った。低負荷時には整流ダイオードの非導通期間で基板パターン間の浮遊容量を通じてノイズが流出し、高負荷時よりもノイズレベルが悪化していることを明らかにした。また、対策として基板パターン間の浮遊容量を介さないよう伝搬経路のインピーダンスを調整することでノイズレベルを低減できることを明らかにした。
i 線ステッパーを使用した次世代携帯電話基地局向け0.25µm窒化ガリウム系高電子移動度トランジスタ技術
吉田 智洋*,目片 優也,市川 弘之,八巻 史一(住友電工デバイス・イノベーション株式会社)
窒化ガリウム系高電子移動度トランジスタ(GaN-HEMT)は高出力・高効率というメリットから4Gおよび5G基地局向けに採用されている。今後の基地局ではこれまでより高い周波数が使用されることが想定されるため、高周波動作に適したゲート長のGaN-HEMTが必要となる。今回我々は0.25μmゲートプロセスを i 線ステッパーを使用して開発したので、デバイス特性と合わせて報告する。
2種類の数値予報データを活用した決定論的風速予測に関する研究
小谷 航*,田邊 隆之(株式会社 明電舎)
本稿では,再生可能エネルギーの導入が進む中で,天候に左右されやすい風力発電を対象に当日および翌日の決定論的風速予測を検討した。特徴は,単一の数値予報とアンサンブル予報の2種類をモデルの学習に用いた点である。各予報は予報間隔が異なるが本稿で採用したモデルは統一的に扱うことが可能である。結果,単一の数値予報のみで学習したモデルより予測精度が向上したものの改善率は限定的でありさらなる改良が必要と考えている。
コンビニ向け製品開発におけるノイズ対策
山本 孝道*,小林 圭太,平澤 志都,青木 望(NECプラットフォームズ株式会社)
近年、コンビニエンスストアでは、決済端末をはじめとする電子機器の多機能化が進んでおり、それに伴い製品の構造設計も変化しています。その結果、静電気をはじめとするノイズの影響を受けやすくなっている傾向があります。加えて、限られた店内スペースに多様な機器が稼働していることから、周辺機器との電磁干渉が従来以上に深刻な課題となっています。
本発表では、まずノイズの基本概念を整理した上で、設計段階における抑制手法、さらに実機環境における試験方法と対策効果の検証手法について紹介します。
お申し込みは締め切りました。
| 項目 | 日時 |
|---|---|
| 発表申込 | 2025年10月3日(金) |
| 講演論文提出 | 2025年11月4日(火) |
| 聴講申し込み | 2025年11月7日(金) |
| 項目 | 分類 | 参加費 |
|---|---|---|
| 研究発表会 | 全員 | 無料 |
| 懇親会 | 一般 | 3,000円 |
| 懇親会 | 学生 | 500円 |
| 懇親会 | 学生講演者 | 無料 |
交通費は参加者負担でお願いします。
講演会場ではPCプロジェクタを用いた講演を実施いたします。基本的にノートパソコンをご持参ください。プロジェクタとの接続端子は「VGA」、「HDMI」のいずれかになります。これ以外の場合は変換コネクタをご持参ください。
当日、セッション開始前に必ずPCをプロジェクタに接続して動作確認をお願いします。接続確認は12:30~12:55に可能です。
ノートパソコンをご持参されない場合は、事前に山梨支所または当支所にご相談ください。