サイエンススクウェア実施報告


最終更新日:'98-8-23


 小学生高学年をはじめとする子供世代に,電気に関する科学技術の重要性と面白さを,身近な材料・道具による実験を交えながら理解してもらうことを目的として,上野の国立科学博物館で開催するサイエンススクウェアに東京支部も参加しました。

 「はてな?なるほど!電気ゼミナール」というタイトルで,8月4日(月)〜8月16日(日)の2週間実施し,1,620名(子供970名,同伴父兄650名)の参加者を集め,大盛況でした。

 第1週は「静電気ってなんだろう?」と題して,ティッシュペーパーでこすった塩化ビニルパイプで流れ落ちる水を曲げる体験や,2つの空き缶の間を糸でつるした画鋲が電荷を移動させながら音を鳴らす実験,10mのロープを伝わった静電気が末端のアルミ箔を吸い寄せる実験などを通じて,静電気の発生,力,応用を,楽しみながら理解してもらえる機会を提供しました。

 第2週は「電池を作ってみよう!」と題して,オレンジ,キーウイなどの果物や木炭など身近な材料でも電池が作れることを体験してもらい,電池の原理と電気の力を理解してもらいました。

 第1週,第2週とも子供たちは30分間,熱心に実験し,喜んで帰っていきました。少しでも電気に興味を持ってもらえたものと関係者一同満足しています。来年も企画しますので,ぜひお子さんを連れて参加して下さい。下の写真は今年の実験風景です。


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東京支部サイエンススクエア主査武部 俊郎t0543777@pmail.tepco.co.jp


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