平成17年8月29日更新
子供たちに、電気の面白さを身近な材料・道具による実験を交えながら理解してもらうことを目的として、上野の国立科学博物館が主催する夏休みのイベント「2005 夏休み サイエンススクエア」に参加しました。
実施概要
- ・期日 : 平成17年8月2日(火)〜8月14日(日)
- ・会場 : 国立科学博物館 みどり館地下1階
- ・タイトル: 「はてな?なるほど!電気ゼミナール」
実験内容
- 8月10日〜8月15日 : 「静電気ってなんだろう?」
- ・子どもたち自身が塩化ビニールパイプをこすって静電気を発生させ、電気振り子、箔検電器、流水、アルミ箔片、ビール缶(2つの缶の間に画鋲をつるした一種の振り子)などに近づけて、静電気によって起こる種々の現象(電荷の移動等)を体験してもらいました。
- ・バンデグラーフ発電機を使用して強力な静電気を発生させ、電極間の放電現象を観察してもらいました。
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- 8月17日〜8月22日 : 「電池をつくってみよう!」
- ・身近な野菜(じゃがいも)や果物(グレープフルーツ、レモン等)にイオン化傾向の異なる銅と亜鉛の電極を差し込んで電池を作り、電子メロディを鳴らしてもらいました。
- ・木炭に塩水を浸したペーパタオルとアルミホイルを巻き付けた木炭電池を作成し、電子メロディを鳴らしてもらいました。
- ・果物電池、木炭電池を各々直列に接続し、電池の力が強くなり電子メロディの音がはっきり聞こえるようになることを確認してもらいました。
参加者数
- 子供さん1,249人、保護者の方865人、合計2,114人の参加者があり、連日大盛況でした。
会場風景
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電気学会東京支部ブース | 説明を聞く参加者 |
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電気振り子の実験 |
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説明を聞きながら果物電池をつくる子供たち | 参加者が多数のため説明員の机も提供 |
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実験終了後、テキストを配布 |
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