平成15年度 サイエンスボランティア 実施報告
平成15年8月28日更新
子供たちに、電気の面白さを身近な材料・道具による実験を交えながら理解してもらうことを目的として、上野の国立科学博物館が主催する夏休みのイベント「サイエンススクエア」に参加しました。
実施概要
- ・期日: 平成15年8月12日(火)〜8月24日(日)
- ・会場: 国立科学博物館 新館2F
- ・タイトル: 「はてな?なるほど!電気ゼミナール」
実験内容
- 8月12日〜8月17日 : 「静電気ってなんだろう?」
- ・塩化ビニルパイプをこすって静電気を発生させ、電気振り子、箔検電器、流水、アルミホイル片などに近づけて、静電気によってものが引き合ったり反発したりする種々の現象を体験してもらいました。また、バンデグラフ発電機による火花放電の様子を観察してもらいました。
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- 8月19日〜8月24日 : 「電池をつくってみよう!」
- ・ジャガイモやレモンなどの野菜や果物に銅と亜鉛の板を挿入した果物電池を作り、電子メロディを鳴らしてもらいました。また、木炭に塩水を浸したペーパータオルとアルミホイルを巻いた木炭電池を作り、同じく電子メロディを鳴らしてもらいました。電池を2個つなげると電子メロディの音が大きくなることも体験してもらいました。
参加者数
- 子供さん1,039人、保護者の方647人、合計1,686人の参加者があり、連日大盛況でした。
会場風景
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塩ビパイプをこすって電気振り子に近づけると… | 水の流れが静電気に引き寄せられます |
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最も難しい空き缶を利用した電気振り子に挑戦! | バンデグラフ発電機の実演に歓声があがります |
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電池の原理について、おにいさんの説明を聞きます | 実際に果物電池を作ってみます |
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果物電池でちゃんと電子メロディが鳴りました | 木炭電池も作成、2個つなげるとパワーもアップ! |
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