第6回「電力系統における知識工学手法の実用化技術調査専門委員会」議事録
日時:平成10年5月25日(月)
14時15分〜17時20分
場所:電気学会、第2+3会議室
出席者:(19名)
奈良委員長(茨城大)、北幹事(北海道大)、萩原幹事(東京電力)、林幹事補(茨城大)
佐伯委員(中国電力)、植木委員(富士電機)、小俣委員代理市川氏(東芝)
葛山委員(中部電力)、後藤委員代理塚田氏(東北電力)、佐藤委員(明電舎)
関田委員(電源開発)、東西田委員(関西電力)、永田委員(広島工大)
能見委員(九州電力)、福井(伸)委員(三菱電機)、牧野委員(北陸電力)
三輪委員代理男澤氏(北海道電力)、森委員(明治大)、横山(明)委員代理松尾氏(東大)
欠席者:(6名)
斎藤委員(東北大)、佐々木委員(広島大)、七原委員(電中研)、福井(千)委員(日立)
横山(隆)委員(都立大)
配布資料:
6-1 活動スケジュール(案)[萩原幹事]
6-2-1 WG1活動報告[永田委員]
6-2-2 手法・適用法調査グループ(WG1)第3回会議
議事録(案)[北幹事]
6-2-3 調査文献リスト[北幹事]
6-3 アンケート集約結果の速報[葛山委員]
6-4 平成11年電気学会全国大会シンポジウム(案)提案用紙[林幹事補]
6-5 調査専門委員会ホームページ(案)[萩原幹事]
6-6 活動方針及び報告書[奈良委員長]
議事:
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西田委員(大阪大)に代わって明治大学森教授が委員となることが報告された.
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資料6-1をもとに萩原幹事より、本委員会の今後の予定が報告された.8月頃に報告書目次案の叩き台を、12月頃に報告書のドラフトを作成することとなった.
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手法・適用法調査グループ(WG1)の活動報告
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資料6-2-1をもとに永田委員よりWG1の活動概要が報告された.
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第三回のWG会議が4月27日(月)に開催された.資料6-2-2により北幹事から報告が行われた.
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資料6-2-3により北幹事から調査対象文献とその担当者の割当てが報告された.
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適用事例調査グループ(WG2)の活動報告
第五回のWG会議が4月6日(月)に開催された.資料6-3をもとに葛山委員からアンケート集約結果の速報が紹介された.
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39システムの回答を回収した.累計で72業務を支援しているが、事故点推定と復旧手順作成の支援が多い.NNやファジィ等の他手法が11システムで併用されている.運用者の満足度は「ある程度満足」が7割程度である.
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今後、回答データのチェックを行い、詳細な分析に入って行く.次回WG会議は6月15日に予定されているが、そこで報告書目次案と執筆分担を決める予定である.
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B部門大会座談会
奈良委員長より、テーマ(「電力系統が知識工学手法に期待するもの」)と討議内容についての幹事案が説明された.審議の上、下記の討議内容で進めることになったが、座談会のテーマ名については、幹事団で再検討することとなった.なお、司会は武藤氏(東電)にお願いする予定である.
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レベル合わせを目的とした講演
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ユーザ、現場の声(電力会社)
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10年間の歴史(大学
or メーカ)
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話題提供(1件15分程度)
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他手法との融合への期待(広島工大永田助教授)
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Multi AgentやMultimediaなど、新たな展開(明治大森教授)
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電力系統技術研究会特別セッション
奈良委員長より、以下の幹事案が説明され承認された.
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知識工学関連の特別セッションを一つ設け、本調査委員会からの発表を2件出す.WG1から文献調査の概要、WG2からはアンケート調査結果の中間報告を行う.
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この2件に加え、一般投稿論文で知識工学関連のものをこのセッションに追加する.
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平成11年全国大会シンポジウム
資料6-4をもとに奈良委員長より幹事案が説明され承認された.議題名は「電力系統における知識工学手法の現状と展望」である.
次回の電力系統技術委員会に提案する.
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次回調査専門委員会の調査テーマ
審議の上、Modern
Heuristicsを提案することにした.
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資料6-5をもとに萩原幹事より、B部門のサーバに設置した本委員会のホームページが紹介された.URLは、http://ieej.si.noda.sut.ac.jp/bumon/b_bumon/ke/keindex.htmlである.
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奈良委員長より、電気学会に提出した資料6-6に関して報告があった.
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次回以降の予定
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第7回:平成10年8月4日(火)
13:30〜、@交通協会
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第8回:平成10年9月30日(水)
、@中部電力
以上