第31回 静岡東部・山梨支所合同研究発表会
および 日本キヤリア工場見学会

日時

場所

日本キヤリア(株)空調システムセンターAIRSホール(静岡県富士市蓼原336

JR東海道線富士駅下車徒歩20分、無料送迎バス10分、タクシー5分

または新幹線新富士駅下車徒歩10分

今年はWeb開催は行わず、現地開催のみとさせていただきます。

プログラム

開始 終了 プログラム
11:00 12:00 日本キヤリア工場見学
12:00 13:20 昼食 (弁当あり・要予約)
13:30 17:30 研究発表会
13:30 13:35  静岡東部支所長挨拶
13:35 14:05  特別講演
14:05 16:15  一般講演
16:25 17:25  招待講演
17:25 17:30  山梨支所長挨拶
17:40 19:30 懇親会

招待講演

S31-01

IPMの誕生とその発展経緯及びパワーデバイスの将来展望

ゴーラブ マジュムダール(鈴木ごうらぶ)様

(三菱電機(株) パワーデバイス製作所 主席技監)

特別講演

S31-02

次世代スマートメーターについて

中田 博(東京電力パワーグリッド株式会社)

昨今、再生可能エネルギーを始めとする分散型エネルギーリソースの導入拡大や電力データの利活用等が進展している。この環境変化を踏まえ、レジリエンスの強化、需給安定化、脱炭素化、お客さまサービスの向上等の社会的便益の更なる実現を目指すための電力DX推進に向けたツール「次世代スマートメーター」を現行のスマートメーターを振り返りながら紹介する。

一般講演

SY31-01

xR技術による機械設置シミュレーション技術の高度化に関する研究

新藤 拓也(芝浦機械株式会社)

大型の産業機械を工場に設置する際,搬入経路や設置場所の確認が必要である。従来の手法では平面図や計測器を用いた検証が主流であったが,作業者の導線などを考慮した計画が難しい。これに対し,MR技術と3DCADデータを活用した設置シミュレーション技術を開発した。さらに,インサイドアウト式6DoFセンサを用いて作業者の動作を仮想空間で再現することで,シミュレーションのさらなる高度化を図った。

SY31-02

高効率に高調波抑制を実現する三相部分スイッチング方式の損失分析

山下 祐輝,山本 健太,久保田 洋平,清水 慎也(日本キヤリア株式会社)

三相コンバータ回路は電流高調波抑制と高効率駆動が求められる。PWM方式は細かくスイッチングすることで電流を正弦波化しているが、スイッチング回数が多く、その分損失も大きい。一方で、部分スイッチング方式は正弦波化に必要なパルスのみを出力することでスイッチング回数を少なくし、高効率駆動と高調波抑制を実現している。本稿では、PWM方式と部分スイッチング方式の効率比較および損失解析を行ったのでその内容について報告する。

SY31-03

2電極生体信号増幅回路における素子ばらつきに起因する差動出力雑音の低減

中村 航大,佐藤 隆英,小川 覚美(山梨大学)

2電極型の心電測定において、電極容量にばらつきが存在すると同相雑音が差動信号に変換され出力される問題がある。本稿では、増幅回路の同相入力を低減するために用いられるコモンモードチャージポンプのポンプ容量を各経路の電極容量の大きさに応じて適切に選択することで同相雑音が差動信号に変換される現象を低減する。提案手法の適用により、「差動利得」と「同相入力が差動出力として出力される利得」比を100dB以上にできることを示す。

SY31-04

半硬銅より線の開発

原田 晋太郎,田澤 和俊,板倉 正明(矢崎エナジーシステム株式会社)

硬銅線をより合わせた架空電線では応力腐食割れによる劣化が発生する。そのため、導体内部に水密材を充填した電線など特殊な構造が採用されているが製造が困難という課題があった。今回、銅の組成を半硬銅とすることで従来の硬銅より線を用いるより応力腐食割れが発生しにくいことが確認されたのでその結果を報告する。

SY31-05

ドライエア絶縁真空遮断器の取り組み

野川 海,芹澤 慎晶,縣 祐介,山村 健太(株式会社明電舎)

近年、地球温暖化係数24,300倍であるSF6ガスの使用規制が世界的に強まっている。その中で真空遮断器はSF6の使用を削減できることから、高電圧・大容量化を含めた適用拡大が強く望まれている。明電舎では2000年代からSF6をドライエアに代替して遮断器やガス絶縁開閉装置の開発を進めてきた。その取り組みを報告する。

参加費

区分 工場見学 弁当 研究発表会 懇親会
一般 無料 1,080円 無料 2,000円
学生 無料 1,080円 無料 1,000円

協賛

日本キヤリア株式会社


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