97年度シンポジウム要旨
発表番号 97全国大会S.4-1
タイトル 電気技術史研究の意義
発表者 三井恒夫(東京電力)
アブストラクト


 
電力系統の歴史を例に電気技術史研究の意義について論じている。電気技術史研究の意義を論じる場合,技術的背景,社会的背景,歴史的意義を考える必要がある。                     
 
   
発表番号 97全国大会S.4-2
タイトル 技術者による歴史研究の方法
発表者 薬師寺泰蔵(慶応義塾大学)
アブストラクト


 
現役の技術者が,わが国の電気技術の歴史を研究することは可能である。ただ二つの条件がいる。一つは,技術革新(イノベーション)についてのモデルを理解すること。もう一つは,歴史事項を整理するために枠組みモデルを提示する必要があることである。
   
発表番号 97全国大会S.4-3
タイトル 技術の国産化を成功させた要因
発表者 石井彰三(東工大)
アブストラクト


 
世界各国から注目されている状況において,わが国の産業が今後どのような方向に向かうべきか真剣に考える必要がある。そのための一つの糸口として,わが国の電気技術の国産化がどのように進められ,かつ成功し今日の高度な技術を確立してきたのか,その要因を考察している。
   
発表番号 97全国大会S.4-4
タイトル 問題提起3(技術移転の意義と方法)
発表者 長尾待士(電力中央研究所)
アブストラクト


 
技術史を学ぶ視点はグローバルな規模で顕在化している種々の現代的課題に技術が如何に応え得るかということを基本とすべきであり,その中でも技術移転の問題は,具体的対象として重要なものである。技術移転の意義と方法について私見がのべられている。
 
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