平成9年12月
各 位
                 千葉工業大学 教授 副学長  江藤 元大
                 関 西 大 学 名 誉 教 授  下間 頼一
 
謹啓、皆々様方におかれましては益々御清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて一昨年秋、中国・北京市にて行われました「第1回日機械技術史国際会議 '98」は、日本から多
数の御参加をいただき、大変盛況裡に開催する事が出来ました。この国際会議は日中両国の機械技術史
への関心の高まりに答えたものであり、多数の貴重な発表と意見交換がなされました。その際に席上で
2年に1回開催することが決まりました。
 これを受けて別紙の様に「第2回日中機械技術史国際会議 2000」が、平成12年11月 1日より4日
に亘り、中国・南京市にて開催される事になりました。
 創造力やものづくりが大切だといわれる現在、現代技術の基礎を築いてきた機械技術の歴史を顧みる
ことはそれらの一助となる重要なことです。数千年の歴史を有する中国は今、産業の急速な進展が押し
進めていますが、その一環として工業技術、特に機械技術史に大いに関心があるものと考えられます。
従来、日本でも比較的なおざりにされていた工業技術の歴史も、新技術、新製品の開発にとってもう一
度見直し参考にすることも必要であるとの考えも不可欠なものとなりつつあります。
 これらの事からも、「第2回日中機械技術史国際会議 2000」に参加され、お互いの国の技術を知り検
討する事は大変意義ある事と思われます。
 特にこの国際会議は論文、発表とも日本語で良く、また会議で取り扱うテーマの範囲はかなり広い等、
皆様方が気楽に参加できる形式を取りました。
 古都南京の秋、国際会議後の研修旅行も南京、杭州、黄山等歴史的にも興味のある場所が予定されて
おりますので、多くの方々の御参加を切に希望いたします。
 なおこの国際会議の日本側事務手続は、千葉工業大学の白井助教授にお願いいたしておりますので、
詳細についてのお問い合わせは下記までお願いいたします。
 誠に恐縮ですが本案内をお知り合いの方々にも御風声賜り、お誘いいただけますれば幸甚に存じます。
                                        敬 具
 
[照会・連絡先]
          〒275-0016 千葉県習志野市津田沼2−17−1
                千葉工業大学・精密機械工学科
                      白井 靖幸 
               TEL:047−478−0508(直通)
                   047−478−0500(事務室)
               FAX:047−478−0529
               E-mail: shirai@pf.it-chiba.ac.jp
 
 
 
 
  3th. China-Japan International Conference on History of Mechanical Technology 2002
          第3回 日中機械技術史に関する国際会議 2002
 
主  催 中国机械工程学会、中国科学技術史学会、北京航空航天大学、南京航空航天大学
 
協  賛 中国科学院自然科学史研究所、中国航天信息中心、中国国家自然科学基金委員会
     精華大学、同済大学、西北農林科技大学
     日本機械学会・技術と社会部門、日本科学史学会・技術史部門、技術史教育学会
     技術史教育学会、千葉工業大学
 
開 催 日 2002年10月27日(日)〜30日(水)
 
開催場所 中華人民共和国・昆明市
 
開催趣旨 機械技術の永い歴史的発展に関し,内外の関心が高まっております.特に西欧の技術と対
     比して古代には高い水準にあった東洋の技術は,近世ルネッサンスの頃より急激に隆盛に
     向かった西欧技術にややもすれば凌駕されてしまいました.近代日本の興起,現代中国の
     躍進によって,再び東洋の技術は世界の注目を集めようとしています.
     このときにあたり,技術史の視点より機械技術の足跡を訪ね,明日への発展を展望しよう
     とするものであります.多数の方々のご参加を期待いたします.
 
論文募集分野
     広範な機械およびこれに関連する技術の全ての分野にわたる技術史的考察・検討,さらに
     技術史教育等に関する広い分野.
 
使用言語 研究発表・質疑応答等は日本語または中国語(通訳付き).
     論文は英文アブストラクトを付け,日本文または中国文で作成.
 
申込方法 A4の用紙に「第3回 日中機械技術史国際会議2002 研究発表申込」と記載し,邦文と
     英文で,(1) 氏名,(2) 勤務先,(3) 勤務先または自宅の住所,TEL/FAX,(4) 論文題目,
     (5) 概要(英文で 300ワード以内,邦文付記)を明記のうえ,
     2002年4月20日(土)までに下記申込先宛お送りください.
     折り返し,論文作成要領等をお送りいたします.
 
申込締切 2002年 4月20日(土)
 
論文締切 2002年 8月10日(土):期日厳守
 
登録費用 50,000円
     登録費には,論文集,会議中の全食事,レセプシヨン,バンケット,見学代,開催会場ま
     での交通費等(団体行動の場合)が含まれます.
     学生、大学院生は,25,000円.
     この他,別料金の技術史関連研修見学コース(麗江・大理)を検討中です.
 
[申し込み・連絡先]〒275-0016 千葉県習志野市津田沼2−17−1
                千葉工業大学・精密機械工学科            
                        白井 靖幸 
               TEL:047−478−0508(直通)
               FAX:047−478−0529
               E-mail: shirai@pf.it-chiba.ac.jp
 
申込み・問合せ先
          〒323 栃木県小山市横倉三竹 612−1
               小山職業能力開発短期大学・機械システム系
                            堤 一郎 教官
              TEL:0285−27−3161,内線66
              FAX:0285−27−0240
 
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