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設置までの経緯


 工学教育の国際的相互認証システムの策定を目指して組織された 「国際的に通用するエンジニア教育検討委員会」(委員長:吉川弘之 日本工学教育協会会長,日本学術会議議長,現JABEE会長)からの各学協会に対する 検討要請に応えるため,電気学会として前委員会「国際的エンジニア教育 問題検討委員会」を組織し,国の動向や他学協会の動向等を調査・確認しつつ 対応を検討してきました。

 平成11年度に入って,「 日本技術者教育認定機構 (Japan Accreditation Board for Engineering Education)」が,文部省,通産省等の政府機関並びに 経団連を始めとする産業界の支援を得て平成11年10月の設立を目指すこととなり, 「JABEE設立準備室」を組織して,急遽我が国としての技術者教育認定制度の 確立に向けた各種の取りまとめ作業に入ることとなりました。

 この動きを受けて,電気学会においても 電気系分野における「技術者教育認定制度」の「評価システム(評価基準の 作成,評価方法の検討,審査委員の養成)」の構築に協力して行く必要があるため, 平成11年9月に前委員会の体制を強化した「技術者教育認定制度検討委員会」に改組しました。 その後,平成11年11月19日に設立総会が行われ,JABEEが正式に発足すると同時に, 電気学会はJABEEにおける電気系分野の中核学協会として参画しております。

 JABEEの認定審査が定常的な状態に移行したことを受けて, 平成16年4月より電気学会内部の技術者教育関係の組織を改組し,技術者教育委員会を立ち上げました。 この改組により,JABEEに関する業務は, 技術者教育委員会の傘下にあるJABEE審査実行部会とJABEE普及支援部会が担うことととなりました。





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