電力設備をより効果的に利用するとともに省エネルギーを促進するため,時間帯(昼夜間,季節間)によって異なる電力負荷を平準化することが求められている。新型二次電池を利用した電力貯蔵システムは,オフピーク時の電力を新型二次電池に貯蔵(充電)し,これをピーク時に放出(放電)することにより電力負荷を平準化するものである。現在,大規模用途としてはナトリウム−硫黄(NaS)電池やレドックスフロー電池が,また,小規模用途としてはリチウムイオン電池を使用した電力貯蔵システムが開発・実用化され,その中でもNaS電池電力貯蔵システムは,電力会社のみならず一般需要家への導入も進められ,平成17年度までに約150MWのシステムが出荷されている。NaS電池電力貯蔵システムは,負荷平準化システムのほか,非常電源兼用システム,瞬低対応兼用システム,電力品質向上システムなども製品化され,今後ますます導入が促進されるものと期待されている。
このような現況を踏まえ,NaS電池及び同電力貯蔵システムの技術背景,基礎知識,適用とその効果,諸課題,将来展望などについて解説いたします。奮ってご参加ください。
日 時: 2007年 2月9日 (金) 15時00分 〜 16時45分
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講演会「NaS電池システムの動向」
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