社団法人 電気学会
電気学会・電気規格調査会
「蓄熱システムによるエネルギーサービスに関する標準仕様
(JEC-TR-59001:2018)の解説」の講習会
平成30年3月,JEC-TR-59001「蓄熱システムによるエネルギーサービスに関する標準仕様」を制定いたしました。JEC-TR-59001は,地球環境保全を目的に導入の進む再生可能エネルギーの出力変動による電力系統への影響を需要家の電力資源から創出される調整力により対策するエネルギーサービスの実現を狙いとしています。このため、本テクニカルレポートでは容量規模と運用時の確実性が期待できる蓄熱システムからの調整力を対象に,需給調整市場などからの要請に応え,蓄熱システムから調整力を創出し,需給バランス調整に活用するために蓄熱システムが持つべき機能と外部インタフェースを規定しました。
制定の背景IEC規格との関連などを含めて皆様に広くご理解頂き,本テクニカルレポートを十二分にご活用いただくために講習会を開催いたします。是非、講習会で制定内容をお確かめください。
※本講習会は,実務レベルの内容を予定しておりますが,実務レベルの知識をお持ちであれば,実務経験のない方のご参加を妨げるものではございません。


日 時:平成30年10月31日(水) 13:30〜16:35(定員50名)12:30から受付開始
会 場:電気学会 会議室
住 所:東京都千代田区五番町6-2 HOMAT HORIZON ビル8F(交通・JR総武線「市ヶ谷駅」下車徒歩約5分)

プログラム:
1.13:30−13:35 主催者挨拶
2.13:35−14:05 電力供給システムと電力エネルギーサービスの国内外の動向
3.14:05−14:35 電力需給調整に関する国際標準化の動向と我が国の標準化政策
4.14:35−14:55 本規格適用範囲とエネルギーサービス規定の前提条件とビジネスモデル(1〜3章)
<休憩>
5.15:10−15:30 蓄熱システムによる電力需要調整のステークホルダとシステム構成、機能(4章、5章)
6.15:30−15:50 蓄熱システムによる電力需要調整のための授受情報と情報の流れ、関係規制(6章〜9章)
7.15:50−16:10 蓄熱システムによる電力需要調整のOpenADRによる実装(10章)
8.16:10−16:30 蓄熱システムによる電力需要調整の61850による実装(10章)
9.16:30−16:35 閉会の挨拶
 *時間割は変更される場合があります。

※本講習会では,次のJECテクニカルレポートをテキストとして使用致しますので,お持ちの方はご持参ください。
 お持ちではない方は,電気学会 電子図書館ホームページより、受講者各位にて直接注文し、講習会当日ご持参を
 お願い申し上げます。
 (講習会会場での本JECテクニカルレポートの販売は行いません)


※電子図書館でのご購入後,ご自宅へのお届けまで,通常お支払いから10日間程度かかりますので,テキストは
 余裕をもってご注文下さい。また,ご注文から発送までの日数は,お支払い方法によって異なります。
 詳しくは(https://www.bookpark.ne.jp/readme/payment.asp?site_name=IEEJ)をご確認ください。


 電気学会 電子図書館(https://www.bookpark.ne.jp/ieej/index.asp
 テキスト:JEC-TR-59001:2018(定価4,428円,会員価格3,542円)

参加費:
一般 会 員¥5,000-(不課税),事業維持員企業[注1]に所属の方¥6,500-(不課税),
非会員¥8,000-(税込),4学会[注2]及び技術士会の会員¥5,000-(不課税)
学生 会 員¥2,000-(不課税),非会員¥3,000-(税込)
テキスト(任意) JEC-TR-59001:2018
【注1】ご自身の所属機関が事業維持員であるかご不明の場合は,事業維持員紹介のページでご確認ください。
【注2】4学会は,照明学会,電子情報通信学会,映像情報メディア学会,情報処理学会を指します。

申込方法(JIS講習会・ホームページからお申込みください。):
http://www2.iee.or.jp/ver2/honbu/jec-app/
 ※お申込み期限:平成30年10月15日(月)まで
 ※定員に達し次第,締め切らせていただきます。

参加費等のお支払い方法:
現金にて,講習会当日の受付でお支払いください。

申込み,問合せ先:
電気学会 標準化推進室,TEL:03-3221-7201,e-mail:mitsuhashi(at)iee.or.jp ※(at)⇒@

主催:電気学会・電気規格調査会 スマートグリッドの電気事業者・需要家間サービスインタフェース技術調査専門委員会
 
©2002, 2007 The Institute of Electrical Engineers of Japan