【技術者・研究者の声】 | |
1. | 氏名,年齢 |
O.S. 30代 | |
2. | 会社名,業種,勤続年数 |
研究所,3年 | |
3. | 最終学歴および学科・専攻,取得学位 |
電気系,博士(工学) | |
4. | 仕事の内容 |
研究職で,電力系統の制御に関する研究をしています。発電機に関する仕事が多いです。主に,新しい制御方法の効果を確かめるために,計算機シミュレーションや,試験設備(発電機や送電設備など)を使ったシミュレーションによる検討を行っています。 | |
5. | 仕事のやりがい,おもしろさ |
学生のときに,電気の作り方,送り方,使い方によって毎日変化する電力系統が安定に停電なく運用されていることのすごさを知り,また,電力のネットワークや設備の大きさに迫力を感じ,この分野に興味をもちました。 今は研究職として,これからも電気を安定に効率良く送り届けるための仕事に携わっていることにやりがいを感じます。また,現場に近い研究もあるので,その実設備を対象としてシミュレーションを行えること,研究所には様々な分野の専門家がいて色々な人と仕事ができることが面白いです。 |
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6. | この職業についた理由 |
高校生の頃から環境問題に関心があって,大学で「電気はクリーンエネルギー」という言葉につられて電気工学を選びました。その後,研究室で担当した電力系統用の発電機の研究と実験が面白かったので,電力分野の研究職を目指しました。 | |
7. | 家族構成 |
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8. | 家族の理解と協力 |
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9. | コメント |
電力分野の技術職には男性が多いですが,最近は女性も増えてきています。時代や職場による違いはあるのかもしれませんが,これまで女性だから困ったということはありません。強いて言えば,女性が少ないので,ときどき無駄に目立ってしまうことが少し面倒です。 まだ3年目ですが,技術職についてみての感想として,興味や適性は性別よりも個人差の方が圧倒的に大きいし,環境や状況はどんどん変わっていくので,技術者を目指すときに女性だということは気にしなくて大丈夫だと思います。 |
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(社)電気学会 男女共同参画推進委員会 |