日時 |
2009年03月10日 |
会場 |
埼玉大学東京ステーションカレッジ |
住所 |
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-7-12 JRサピアタワー9階 電話:03-5224-8751 FAX:03-5224-8752 |
交通 |
以下のURLをご参考にして下さい。 |
地図 Link |
http://www.saitama-u.ac.jp/coalition/satellite.html |
概要 |
真空環境の利用は電気エネルギーの発生と制御,ナノテクノロジーを軸とした新素材の開発などに欠かせないものとなっている。それは,電気工学のみならず電子通信工学,高エネルギー物理学,医療・医学,宇宙工学,産業応用などの極めて多様な分野に亘っており,その利用形態や応用分野は今後さらに拡大・発展するものと予想される。これらの分野に共通するテーマとして真空中の放電の制御・応用技術の開発がある。 これらの技術課題を解決するためには,真空中の放電現象に係わる金属・絶縁材料の表面物性の計測・シミュレーション技術や,真空中の放電開始やプラズマ現象を正確に計測するために高精度,かつ高度な時間的・空間的分解能を有する計測・シミュレーション技術が重要である。 以上のような背景と経緯から,電気学会放電技術委員会傘下に設置された「真空中における放電制御のための高度計測・シミュレーション技術」調査専門委員会では,それぞれの真空環境における基礎データの取得に用いられている計測・シミュレーション技術について調査し、その成果を技術報告書として出版した。本フォーラムでは,これらの調査結果について、第1部「放電・絶縁破壊に関連する材料表面物性の測定とシミュレーション」,第2部「アークプラズマの計測とシミュレーション」,第3部「放電破壊過程の測定および絶縁耐力の評価診断法」として,従来からの計測・シミュレーション技術から最新のものまで分かりやすく解説を行う。 |
プログラム |
13:00-13:05 開会 山本修(京都大学)
第1部「放電・絶縁破壊に関連する材料表面物性の測定とシミュレーション」 座長 齊藤芳男(高エネルギー加速器研究機構) 1-1.13:05-13:25 金属材料の局所物性計測と電子放出サイト計測 佐々木正洋(筑波大学) 1-2.13:25-13:45 絶縁材料の物性と計測・シミュレーション法(二次電子関係) 道園真一郎(高エネルギー加速器研究機構) 1-3.13:45-14:05 各種表面分析法の特徴 小林信一(埼玉大学) 1-4.14:05-14:25 宇宙用材料と衛星の帯電放電について 岩田稔(九州工業大学) 1-5.14:25-14:45 放電(沿面放電)に係わる計測・シミュレーション 山納康(埼玉大学)
休憩
第2部「アークプラズマの計測とシミュレーション」 座長 柳父悟(東京電機大学) 2-1.15:00-15:20 アークプラズマの計測とシミュレーション 鶴田浩一(茨城大学) 2-2.15:20-15:40 アーク,プラズマ応用 堀田栄喜(東京工業大学)
第3部「放電破壊過程の測定および絶縁耐力の評価診断法」 座長 大久保仁(名古屋大学) 3-1.15:40-16:00 絶縁性能の評価法(遮断器) 塩入哲(東芝) 3-2.16:00-16:20 絶縁性能の評価法(宇宙機) 仁田工美(宇宙航空研究開発機構) 3-3.16:20-16:40 絶縁性能の評価法(エミッタ) 長尾昌善(産業技術総合研究所) 3-4.16:40-17:00 放電過程の観測法 金子英治(琉球大学) |
テキスト |
電気学会技術報告書第1142号「真空中における放電制御のための高度計測・シミュレーション技術」(電気学会)をテキストとして使用いたします。お持ちの方は必ず持参ください。なお、希望者には会場で販売します(定価3,150円:消費税込み。ただし、電気学会会員は10%割引ですので、会員証をご持参下さい。)。お申し込み時にその旨記載ください。 |
参加費 |
一般:会員 5,000-(非課税)、非会員 7,000-(消費税込) 学生:会員 2,000-(非課税)、非会員 3,000-(消費税込) |
申込方法 |
テキストおよび会場の準備のため、「基礎・材料フォーラム(真空中の放電の計測とシミュレーション)参加申し込み」と題記し、氏名、所属、連絡先(住所、電話番号、電子メールアドレス)、テキストの要・不要の別をご記入の上、電子メール、ファックスまたは郵送にてなるべく平成21年3月2日(月)までに下記へお申し込みください。(なお、フォーラムの参加は当日受付も可能です。) |
申込先(問合先) |
〒338-8570埼玉県さいたま市桜区下大久保255 埼玉大学大学院理工学研究科 山納 康 Tel&Fax:048-858-3883 e-mail:yamano@ ees.saitama-u.ac.jp(@後の空白を削除して下さい) |
参加費払込方法 |
参加費は当日受付にて現金でお支払いください。領収書を発行致します。 |
協賛(依頼中) |
応用物理学会,真空協会,放電学会,電気学会基礎・材料・共通部門プラズマ技術委員会,パルス電磁エネルギー技術委員会 |
主催 |
電気学会基礎・材料・共通部門 放電技術委員会 |