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大会・研究会・行事
フォーラム
基礎・材料・共通フォーラム   「先進超電導線材の進展と今後の課題」
日時 2008年03月14日
会場 電力中央研究所第一会議室
住所 〒100-8126 東京都千代田区大手町1-6-1
TEL:03-3201-6601
交通 東京メトロの千代田線,半蔵門線,丸ノ内線,東西線,または都営地下鉄三田線の「大
手町駅」下車,「C7」出口より「大手町ビルヂング」7階。
概要 抵抗ゼロで大電流が流せる超電導は,エネルギー,環境保全・資源保護,医療・生命科学,交通,情報通信などの重要領域において画期的な技術を誕生させる可能性をもっており,これらの超電導利用技術が実現すれば,二酸化炭素排出の問題を始めとする,人類の懸案事項の殆どが解決されると言っても過言ではありません。このような超電導技術の成否は多くの場合,優れた超電導線材が開発されるか否かにかかっています。超電導線材の分野では,高温酸化物超電導材料を使った研究が活発に展開され,実用化の期待を抱かせる新しい動きが見られるなど,大きな進歩が得られていますが,その他にも,2001年に発見されたMgB2をはじめとして,金属系の超電導材料の線材化においてもいくつかの新たな進展があって大いに注目されています。そこで,本フォーラムでは,これらの超電導材料の線材化研究の現状,ならびに今後の研究開発の進むべき方向について,第一線で活躍する研究者の方々に講演をしていただく予定です。超電導のみならず,電力利用技術に関心のある技術者や学生の皆様にとって有益なフォーラムとなると確信します。多くの方のご参加をお待ちいたします。
プログラム 1.13:00-13:10 開会       熊倉浩明(物質・材料研究機構)
2.13:10-13:50 Bi系線材     綾井直樹(住友電工)
3.13:50-14:30 RE123系線材    山田穣(超電導工学研究所)

休憩

4.14:40-15:20 MgB2線材     山田 豊(東海大学)
5.15:20-16:00 A15型化合物線材 竹内孝夫(物質・材料研究機構)
6.16:00-16:40 特性評価     木須隆暢(九州大学)
7.16:40-16:55 応用動向     田中靖三(国際超電導産業技術研究センター)
8.16:55-17:00 閉会       熊倉浩明(物質・材料研究機構)
テキスト 電気学会技術報告書「先進超電導線材の製造技術と特性」をテキストとして使用いたします。希望者には頒布します(現時点ではテキスト代は未定です)ので,お申込時に確認のうえ,その旨記載ください。
参加費 一般:会員 6,000-(非課税)、非会員 8,400-(消費税込)
学生:会員 3,000-(非課税)、非会員 4,200-(消費税込)
申込方法 「基礎・材料・共通フォーラム(先進超電導線材の進展と今後の課題)参加申し込み」と題記し,氏名,所属,連絡先(住所,電話番号,電子メールアドレス),会員(一般・学生)・非会員(一般・学生),テキストの要・不要の別をご記入の上,電子メール,ファックスまたは郵送にてなるべく2月29日(金)までに下記へお申し込みください(定員に満たない場合は当日受付も可)。

〒305-0047 茨城県つくば市千現1−2−1
物質・材料研究機構 超伝導材料センター 矢口礼奈宛
Fax:029−859-2301
e-mail:YAGUCHI.Rena@nims.go.jp
参加費払込方法 参加費は当日受付にて現金でお支払いください。
協賛 応用物理学会(予定) 低温工学協会(予定)
共催 電気学会東京支部(予定)
主催 電気学会基礎・材料・共通部門 金属・セラミックス技術委員会 (田中靖三 委員長)
電気学会 基礎・材料・共通フォーラム   「高速電力線通信の実用化とEMC問題」
日時 2008年03月13日
会場 武蔵工業大学3号館4階メモリアルホールA
住所 〒158-8557東京都世田谷区玉堤1-28-1
TEL: 03-5707-2100 (Ext:3533)
交通 交通アクセス:以下のURLをご参考にして下さい。
地図 Link http://www.musashi-tech.ac.jp/footer/campusmap/index.html#setagaya-map
概要 電力線は、機器に電気エネルギーを供給することが主目的であるが、その同じ電力線に情報を伝送させる電力線通信(PLC: Power Line Communication)システムが存在し、特に、短波帯を利用して最大200Mbpsの高速伝送が可能な高速PLCが社会的な関心を集めている。短波帯は電離層で反射されて地球の裏側まで伝搬する特殊な周波数帯のため、短波放送、アマチュア無線、各種SOS信号等の重要な無線通信システムが多数存在するため、それとの共存が重要である。このため、総務省の研究会や審議会等で共存の条件が検討され、平成18年10月に高速PLCの解禁を容認する答申が官報に公示された。これにより、高速PLCの実用化がスタートし、同年12月初旬には高速PLCモデムの国産1号機が販売を開始した。
本フォーラムでは、高速PLCに対して、システムの構成法、漏洩電波の規格値・抑制方法、国内外の検討状況、各社のサービスイメージ等を総合的に解説している。従って、高速PLCシステムそのものを開発する設計者ばかりでなく、高速PLCを利用して各種のサービスを展開しようとしている技術者にとっても有益であると確信している。
プログラム 1.13:00-13:05 開会
   徳田正満(武蔵工業大学)
2.13:05-13:35 高速PLCの適用形態と東京電力の取り組み
    小川 理 (東京電力(株))
3.13:35-14:05 電力線の伝送特性と愛媛大学の取り組み
    都築伸二(愛媛大学)
4.14:05-14:35 FFT-OFDM伝送方式と住友電工の取り組み
    弘津研一(住友電気工業(株))
5.14:35-15:05 ウェーブレット変換OFDM伝送方式と松下電器の取り組み
    宮崎富弥(パナソニックコミュニケーションズ(株)) 
6.15:05-15:35 スペクトル拡散伝送方式と関西電力の取り組み
    高嶋正也 (関西電力(株))

休憩

7.15:50-16:15 電力線からの漏洩電波発生メカニズムとシミュレーション
    徳田正満(武蔵工業大学)
8.16:15-16:40 高速PLCの妨害波に対する規格値と測定方法
    牧 昌弘 (松下電器産業(株))
9.16:40-17:05 高速PLCの実現に向けた国内の取り組み
    森田淳士  (三菱電機(株))
10.17:05-17:30 高速PLCに対する三菱電機の取り組み
    森田淳士  (三菱電機(株))

上記の講演後、懇親会(会費3,000円程度)を予定しておりますので、奮ってご参加下さい。
テキスト 「高速電力線通信(PLC)システムとEMC」(オーム社)をテキストとして使用いたします。お持ちの方は必ず持参ください。なお、希望者には会場で販売します(定価3,990円:消費税込み。ただし、電気学会会員は10%割引ですので、会員証をご持参下さい。)。お申し込み時にその旨記載ください。
参加費 一般:会員 5,000-(非課税)、非会員 7,000-(消費税込)
学生:会員 2,000-(非課税)、非会員 3,000-(消費税込)
申込方法 「基礎・材料・共通フォーラム(高速電力線通信の実用化とEMC問題)参加申し込み」と題記し、氏名、所属、連絡先(住所、電話番号、電子メールアドレス)、テキストの要・不要の別をご記入の上、電子メール、ファックスまたは郵送にてなるべく3月10日(月)までに下記へお申し込みください(定員に満たない場合は当日受付も可)。

〒158-8557東京都世田谷区玉堤1-28-1
武蔵工業大学知識工学部情報ネットワーク工学科 藤田祐治 宛
Fax:03-5707-2177
e-mail: yfujita@sc.musashi-tech.ac.jp
参加費払込方法 参加費は当日受付にて現金でお支払いください。領収書を発行致します。
協賛 電気学会C部門 通信技術委員会、電子情報通信学会通信ソサイエティ 環境電磁工学研究専門委員会、高速電力線通信推進協議会(PLC−J)
共催 電気学会東京支部(予定)
主催 電気学会基礎・材料・共通部門 電磁環境技術委員会 (委員長 河崎善一郎)
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