日時 |
2008年03月13日 |
会場 |
武蔵工業大学3号館4階メモリアルホールA |
住所 |
〒158-8557東京都世田谷区玉堤1-28-1 TEL: 03-5707-2100 (Ext:3533) |
交通 |
交通アクセス:以下のURLをご参考にして下さい。 |
地図 Link |
http://www.musashi-tech.ac.jp/footer/campusmap/index.html#setagaya-map |
概要 |
電力線は、機器に電気エネルギーを供給することが主目的であるが、その同じ電力線に情報を伝送させる電力線通信(PLC: Power Line Communication)システムが存在し、特に、短波帯を利用して最大200Mbpsの高速伝送が可能な高速PLCが社会的な関心を集めている。短波帯は電離層で反射されて地球の裏側まで伝搬する特殊な周波数帯のため、短波放送、アマチュア無線、各種SOS信号等の重要な無線通信システムが多数存在するため、それとの共存が重要である。このため、総務省の研究会や審議会等で共存の条件が検討され、平成18年10月に高速PLCの解禁を容認する答申が官報に公示された。これにより、高速PLCの実用化がスタートし、同年12月初旬には高速PLCモデムの国産1号機が販売を開始した。 本フォーラムでは、高速PLCに対して、システムの構成法、漏洩電波の規格値・抑制方法、国内外の検討状況、各社のサービスイメージ等を総合的に解説している。従って、高速PLCシステムそのものを開発する設計者ばかりでなく、高速PLCを利用して各種のサービスを展開しようとしている技術者にとっても有益であると確信している。 |
プログラム |
1.13:00-13:05 開会 徳田正満(武蔵工業大学) 2.13:05-13:35 高速PLCの適用形態と東京電力の取り組み 小川 理 (東京電力(株)) 3.13:35-14:05 電力線の伝送特性と愛媛大学の取り組み 都築伸二(愛媛大学) 4.14:05-14:35 FFT-OFDM伝送方式と住友電工の取り組み 弘津研一(住友電気工業(株)) 5.14:35-15:05 ウェーブレット変換OFDM伝送方式と松下電器の取り組み 宮崎富弥(パナソニックコミュニケーションズ(株)) 6.15:05-15:35 スペクトル拡散伝送方式と関西電力の取り組み 高嶋正也 (関西電力(株))
休憩
7.15:50-16:15 電力線からの漏洩電波発生メカニズムとシミュレーション 徳田正満(武蔵工業大学) 8.16:15-16:40 高速PLCの妨害波に対する規格値と測定方法 牧 昌弘 (松下電器産業(株)) 9.16:40-17:05 高速PLCの実現に向けた国内の取り組み 森田淳士 (三菱電機(株)) 10.17:05-17:30 高速PLCに対する三菱電機の取り組み 森田淳士 (三菱電機(株))
上記の講演後、懇親会(会費3,000円程度)を予定しておりますので、奮ってご参加下さい。 |
テキスト |
「高速電力線通信(PLC)システムとEMC」(オーム社)をテキストとして使用いたします。お持ちの方は必ず持参ください。なお、希望者には会場で販売します(定価3,990円:消費税込み。ただし、電気学会会員は10%割引ですので、会員証をご持参下さい。)。お申し込み時にその旨記載ください。 |
参加費 |
一般:会員 5,000-(非課税)、非会員 7,000-(消費税込) 学生:会員 2,000-(非課税)、非会員 3,000-(消費税込) |
申込方法 |
「基礎・材料・共通フォーラム(高速電力線通信の実用化とEMC問題)参加申し込み」と題記し、氏名、所属、連絡先(住所、電話番号、電子メールアドレス)、テキストの要・不要の別をご記入の上、電子メール、ファックスまたは郵送にてなるべく3月10日(月)までに下記へお申し込みください(定員に満たない場合は当日受付も可)。
〒158-8557東京都世田谷区玉堤1-28-1 武蔵工業大学知識工学部情報ネットワーク工学科 藤田祐治 宛 Fax:03-5707-2177 e-mail: yfujita@sc.musashi-tech.ac.jp |
参加費払込方法 |
参加費は当日受付にて現金でお支払いください。領収書を発行致します。 |
協賛 |
電気学会C部門 通信技術委員会、電子情報通信学会通信ソサイエティ 環境電磁工学研究専門委員会、高速電力線通信推進協議会(PLC−J) |
共催 |
電気学会東京支部(予定) |
主催 |
電気学会基礎・材料・共通部門 電磁環境技術委員会 (委員長 河崎善一郎) |